経理の仕事は会社を運営している以上、欠かせない業務です。
お金を扱う仕事だけに慎重かつ正確でなければいけません。
今日中にすべきこと、今月中にまとめなければいけない仕事のサイクルがわかり全体を把握すると、より円滑な経理業務がわかる1冊です。
新しいことを始めるときには、自分が何をしているのか、何のためにやっているのかもわからずに、他人に言われるがままやみくもに作業をしがちです。
そのやり方が決して悪いわけではありません。
下手な先入観を持たず体で覚えていくのも、それはそれで一つのやり方です。 一方で、ひと通り仕事がわかるようになった後で振り返ってみると、 理屈を覚えてからやればもっとスムーズにできたなと思うことがあるの も事実です。 本書は、税理士という職業を通じてさまざまな会社の経理の仕事に触れてきた経験をふまえ、初心者の方が経理について、まず大まかな仕事内容や理屈をつかんでいただきたいという思いで書きました。 本書を読むことで自分の役割をつかみ、自信を持って経理という仕事の第一歩を踏み出していただけたら、うれしいです。
(はじめに より)
内容(「BOOK」データベースより)
経理が日々行うのは、会社で行われていることをルールにそってすべて記録していく、という仕事です。本書では、経理が日・週、月、年ごとにどんな仕事をしているのか、そのポイントを必要最低限にまとめました。