新人編集者の1日

駆出し編集者って、どんな仕事をしているの?

入社して、およそ半年が経ちました。
先輩の手伝いをしながら、任された仕事をひとつずつ確実にこなしていくように心掛けています。
答えがない仕事なので、ときに迷ったり、大変なことも多いですが、手掛けた本が本屋に並んでいるのをみると疲れも吹き飛びます(重版がかかったら、なお、うれしい!)。
そんな私の1日を紹介します。

10:00 出社 まずはメールをチェック。
執筆者や外部のデザイナーさんなど、日々さまざまな方と連絡をするため、忘れないようにすぐに返信します。原稿が遅れ気味のライターさんには、先輩に教えてもらったテクニックで催促します。コミュニケーションが大事なので、こまめに連絡を心がけています。
11:30 打ち合わせ 次に手掛ける企画について話し合い、テーマを共有します。 デザイナーさんもいるので、どのようなデザインにしたいかその場で伝えられるのでやりやすいです。
〆切りを元にスケジュールを決定し、進行表を作成します。
13:00 昼食 飲食店が多いので、迷います。
同僚とたまにランチをして、他の案件の進行もリサーチします。
14:00 ネタ探し 今、編集作業を進めている「外国人から見た日本のいいところ」をテーマにした本のネタを集めます。
まず、新聞記事から、インバウンドの取り組みをしている企業の記事を集めます。集めているうちに、中野ブロードウェイにたくさん外国人が来ているところを思い出したので、外国人が書いた中野ブロードウェイを紹介しているブログを探してみました。以外と多くの人がアップしていたので、これもネタに加えようと思います。
16:00 アポイント ライター、イラストレーター、資料が必要な企業などにアポイントをとります。
気になるイラストレーターさんなどは前もって調べておき、お声がけするチャンスを見計らっています。
17:00 見本誌の
配送
先週入稿が終わったムック本の見本が届いたので、協力してもらった方々に見本を送ります。
同時に執筆料の支払いに必要な請求書もあわせて作成し同封します。
見本は発売日よりも前に見てもらいたいので、3~4日前には届くように早めに発送します。
18:00 校正 自分が受け持つ案件以外もお手伝いします。 著者、出版社、校正者から赤字をもらい、確認して修正を反映します。
間違えたら大変なので、一番慎重に行う作業です。 〆切り前は慌ただしいですが、みんなで協力して乗り越えます!
19:30 退社 連絡がこないライターさんに念を押すため、再度確認のメールを送ります。 明日の作業を確認し、退社。
〆切り前は残業することもありますが、スケジュールを立ててきちんと進行できるように努めています。