介護職員・介護リーダー・介護事業者などに必携の書!
介護現場に潜むリスクを感知し、重大化させない!
ミスを最小化し、事故・トラブルにつなげない!
慢性的な介護スタッフ不足の中で、介護現場にはより負担がかかっています。予算や人員が限られ、厳しい労働環境にある今どきの介護現場は、常に介護事故やトラブルのリスクにさらされています。送迎中の死亡事故、職員による虐待、事業所の火災など、重大事故も目立ってきています。
インフルエンザなど感染症の集団感染、O157などの食中毒、重過失による死亡事故、送迎中の交通死亡事故、火災、介護職員による虐待など、ひとたび重大事故が起きれば、それは即、事業所の存続にかかわる深刻な事態になりえます。リスクを放置していてはなりません。
介護現場にミスはつきものです。しかし大事なのはミスを最小化し、事故・トラブルにつなげないシステムづくりです。そしてひとたび事故が起きても、それを重大化させない事後の適切な対処法が肝要です。
本書は、頻度の高い介護事故・トラブルの予防法と対処法を、具体的に事例で解説していきます〔2018年度からの介護保険制度改正に対応〕。
〔本書の構成〕
1 事例紹介―今、介護現場ではどんな事故・トラブルが多発しているか?
2 基本編―介護事故・トラブルを防ぐための基本とは何か?
3 応用編―介護現場で多い事故・トラブルを防ぐ実践
4 事後対処編1―それでも事故が起こった場合の対処法
5 事後対処編2―利用者側のクレーム等への対応
〔ケース別の予防法と対処法〕
転倒
転落
誤嚥
介護ミス
食中毒
感染症
認知症による事故
火災
物損事故
入浴事故
送迎中の事故
職員の違法行為
虐待
利用者間トラブル
クレーム対応
など
※詳細は目次を御覧ください。
介護事故・トラブルを防ぎ、安全・安心・快適なサービス提供体制づくりと事故後の対処法のための決定版です。