内容紹介
読むより「見て」わかる、簿記のイラスト図鑑です。
「簿記はむずかしくない」といっても、そのしくみや理屈を読んで学ぶのは大変です。そこで本書では、楽しいイラスト図解を「眺めて」学べるよう、読むより「見て」わかる入門書にまとめました。複雑に思える仕訳などのルールも、ぼんやり眺めているうちに頭に入ってくることうけ合いです。
また簿記は、トコトンつめると、その内容は意外にシンプルにまとめられます。たとえば簿記でやることは、じつは「3つ」だけ。「出入りするお金を知る」、「出入りしたお金を区分する」、「儲けと財産をまとめる」の3つです。簿記に登場する要素も、じつは「5つ」だけ。「資産」「負債」「純資産」「収益」「費用」。さらに、簿記のお金の出入りのパターンも、じつは「8つ」だけにまとめられます。
本書では、それらポイントだけを押さえてサクサク学んでいき、最終的に決算書が作れるようになるまで、スーッと一気に読み進められるように構成されています。眺めて楽しい、理解できてうれしい、初学者におすすめの入門書です。
著者について
青森県出身。平成11年弘前大学卒業。平成17年5月税理士登録。弘前、仙台での会計事務所勤務を経て、平成18年税理士法人トーマツ入社。退社後、平成26年6月東京都港区にて葛西安寿税理士事務所を設立し現在に至る。従業員10人未満の法人及び個人事業主を主な顧客に、クラウド会計に注力し、サービスを行っている。