「224」個を積み重ねたある日の物語
こんにちは。半田です。
5月に『2022年版 株の稼ぎ技 短期売買 224』(スタンダーズ)が
発刊されました。
「下落相場ならではの勝ち方を知りたい!」
「長期保有で利益が出るのを待つのは嫌だな…」
という方はぜひ、手に取ってみてください。
タイトルにあるように224の「技」が掲載されているわけですが、
2個でも22個でもなく、224個……
声を大にしていいます! つらかったです!
そんな苦行ともいえる「224」個を積み重ねたある日の物語です……。
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10:00 出社・取材音声の文字起こし
まずは取材の音声を文字に起こします。
話すスピードが速い方に取材をすると、同じ時間の取材でも、情報量が多く得られる分、
文字起こしに時間がかかってしまうことも。
13:00 投資術の数の確認
今回の本は投資術を掲載している本なので、取材でどれくらいの投資術を
聞くことができたのか、確認します。
13:30 投資術ごとにテキストを分割
投資術ごとに文字起こししたテキストを分割していきます。
このとき、2つまたは3つの投資術がつながっている場合もあるので、
どのあたりで分けるかを検討します。
14:30 各投資術の仮タイトルを決める
原稿を書くための仮タイトルを決めます。
このときに決めたタイトルを軸に原稿を書いていくので、投資術とずれたタイトルをつけないように注意します。
15:10 原稿の文字数を把握する
あくまで目安として、おおよその文字数をカウントします。
文字数はある程度フレキシブルな設定にしているのですが、
15:20 仮タイトルをもとに原稿を書く+図の要素を検討する
そのほか、本のなかで表記を統一する言葉に揺れがないように、適宜、用語統一の一覧表を確認します。
また原稿を書いたら、その都度、原稿の内容が頭にあるうちに、株価のチャートを入れたり、イラストの吹き出しを入れたりなど、図版のおおまかな内容も検討しておきます。
17:00 サブタイトルや小見出しなどを設定
原稿をもとにサブタイトルや小見出しを設定します。
原稿作成時に検討していた図版のラフなどもこのタイミングで作成します。
18:20~退勤まで 原稿全体を見直す
原稿を書くために設定した仮タイトルを確認してよりわかりやすくしたり、
原稿を読み直して、誤字や主述のねじれがないかなどを確認します。
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原稿を書いて誌面の要素を作成した1日となりました。
今回作業を振り返ってみて、原稿を書き始めるまでの用意が十分であればあるほど、
原稿が書きやすくなるんだなと感じました。
「原稿を書こうとWordを立ち上げたその瞬間、原稿執筆作業はすでに終わっている」などと武闘家みたいなことをいう上司のセリフに少しだけ納得しました。
全部は納得できませんが……