編集者のきまぐれ日記 - ループスプロダクション

編集者のきまぐれ日記

― 出版業界で働く人の本音満載 ―

当社で働く編集者たちが、本づくりで感じたことや社内の出来事、
はたまた日ごろ思うところを気ままに綴ります。

2018/10/26 Fri.

本日の社内の様子をお伝えします!

入稿が近く、バタバタしています!

こちらでは先輩Aが「はぁ」と小さくため息をついています!

あちらでは先輩Bのキーボードをたたく音が大きくなっております!お疲れ気味でしょうか?

以上、私の身の回りの様子でした!

 

 

……とリポーター風にお伝えいたしました。

出版業界の入稿前は、「●ページのタイトルがそのまま!!!」「ここの確認もう一度とって!!!」と嵐のように社内が荒れるのかと思い込んでいましたが、弊社は静かに焦るタイプ(?)のようです。

それにしても、本の編集部が“荒れる”イメージがあったのは、ドラマの演出でしょうか? それとも出版のスパンが短い雑誌などの編集部は本当に嵐が吹き荒れるのでしょうか? 気になるところです。

 

 

さて、今週末は大阪で行われるNMB48の山本彩さんの卒業コンサートが無事に開催できるよう、祈りを捧げます。

2018/08/28 Tue.

内密にお願いします

また更新の期間が空いてしまったこと

先輩の寄稿をお楽しみに! といったまま原稿をもらっていないこと

保留ボタンと間違えて電話を切ってしまったこと

図版の作成が遅れていること

30分間歩いたら足がつったこと

平成最後の夏は痩せるといっている間に夏が終わりそうなこと

ここ数日、HKT48よりも嵐を聞いていること

送られてきた動画を見ずにいいねといってしまったこと

夜中にはっと目が覚めて足がつったこと

最近足がよくつること

すべて、内密にお願いします……

2017/12/08 Fri.

編集者はオールラウンダー

今日は先輩がアルバイトの子に写真撮影をお願いしていたのですが、このように書籍に掲載する写真を、編集者自らが撮りに行くことがあります(もちろん誰が撮っても同じ出来栄えになる写真だけですが)。

多くの場合、図書館や博物館、取材先、あるいは新聞社などに提供してもらうのですが、求めているような写真がない場合は新たに撮影するしかありません。

私は、書籍に掲載するような写真はカメラマンが撮っているものだとばかり思っていたので、はじめて撮影を頼まれたときは「私の撮った写真が本に載るの!?」と驚きました。完成した書籍が届いたときは、少しドキドキしながらしばらく眺めていました。

それにしても、私が撮影を頼まれたときは某飲食店や某企業の本社ビルなどを、散歩がてら撮りに行ったのですが、目当てのものが徒歩圏内にだいたいあるのはさすが東京と思いました。

プライベートは家に引きこもってばかりいるので、東京にいる実感があまりわいていません(満員電車に揺られているときくらいです)。とりあえず東京の街を軽く散歩しつつ帰ってみるので、今日はこのへんで失礼します。

2017/10/13 Fri.

文字とも人ともとことん向き合う

初校前の忙しさにかまけて、かなり放置してしまいました……。
やっと落ち着いてきたので(あと上司に注意されたので)更新します。

ここ2〜3週間程、本に載せる画像をお借りするため、ひたすら電話をかけていました。
おそらく60件くらいかけたと思います。頑張りました。

それにしても電話って何であんなに緊張するんでしょうか……。
一件かけるごとにいちいち心の準備をしていたので、だいぶ時間がかかってしまいました。

入社して約半年経ちましたが、本づくりの流れを何となく把握して思うのは、
編集者は、意外と人と関わらなければいけない仕事だということです。

何か人と関わるのが嫌みたいな書き方になってしまいましたが……。
入社前は、ひたすら文字を読んでるようなイメージを持っていました。

改めて考えてみれば、ライターさんや監修者さん、画像やイラストを提供してくださる方々の中心となり、一冊の本に仕上げるのが仕事なわけですから、そりゃ人と関わらずして編集者を名乗ることはできません。

もちろん、これでもかというほど文字と向き合ってもいますが。
入稿前なんかは向き合いすぎて、何が正しくて何が間違いか分からないような状態になります。

初校ゲラができたので、これからはチェック作業がメインとなります。先輩が早く終わらせろと思ってそうなので、今日はこのへんで失礼します。

2017/09/01 Fri.

オフホワイト

前回の投稿の日付を見てもらうと分かると思うのですが、
8月27日は休日出勤しました。

休日出勤というと、あまりいいイメージではないかと思いますが、 締切のある仕事なので、ある程度は仕方のないことなのです。

ですがその代わり、ちゃんと火曜日にお休みをいただきました。

個人的に、ブラックなイメージの強い出版業界でしたが、 うちの会社はそうでもないです、たぶん。
(私が新人なので甘やかされているだけという可能性もあります。)

まあ、先輩は「土日出勤無理!」とのことで、金曜徹夜で作業したようですが……。
ブラックかホワイトかの判断はお任せします。 ちなみにですが、私としては記事タイトルくらいだと思います。

それでは今日も定時で帰りますので、このへんで失礼します。