編集者のきまぐれ日記 - ループスプロダクション

編集者のきまぐれ日記

― 出版業界で働く人の本音満載 ―

当社で働く編集者たちが、本づくりで感じたことや社内の出来事、
はたまた日ごろ思うところを気ままに綴ります。

2020/12/04 Fri.

強く生きたい

こんばんは。佐藤です。

12月に入りましたね。イルミネーションやクリスマスの飾りを出しているお店が
増えてきているので、夕方以降に外を歩くのが毎日の楽しみです。

先日11月30日、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が275億円を突破し、
日本の映画興行収入ランキング2位になりました。
僕も2回見にいきましたが、ストーリーはもちろん、映像も音楽も素晴らしく、
特に、本作のメインキャラクターである煉獄さんの
強さとやさしさが溢れる生き様には終始心を打たれました。

僕も煉獄さんのように強く生きたいものです

それにしても、上映開始から45日というスピードで
275億円を達成するとは、人気の凄まじさに驚くばかりです。

『鬼滅の刃』は大正時代が舞台になっていますが、
最近、大正時代が初出の『論語と算盤』という本を読む機会がありました。

当社で編集を担当した『ビジュアル図解 日本資本主義の父 渋沢栄一の生涯』(宝島社)では、
さまざまな切り口から、日本資本主義の父・渋沢の生き様を紹介していますが、
第3章では「『論語と算盤』大研究」として、
渋沢の代表作であり、多くの経営者やビジネスパーソンに指示される『論語と算盤』について、
章ごとに解説を交えながらその内容を紹介しています。

この編集にあたって『論語と算盤』を読んだのですが、
勉強になるだけではなく、内容もとてもおもしろいので、
人生のバイブルとしてもおすすめの1冊です。

『渋沢栄一の生涯』を読んで興味を持たれた方は、ぜひ『論語と算盤』も読んでみてください。

2020/05/18 Mon.

終わりよければすべてよし

佐藤です。こんばんは。

本日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)で
『鬼滅の刃』が最終回を迎えました。

単行本の売上ランキングの上位を独占し、
多くの書店で既刊が完売するなど、
人気絶頂の中の連載終了に潔さというか、かっこよさを感じました。

僕はアニメの放送を機に漫画を読み始めたのですが、
単行本の発売を待ちきれず、
十数年ぶりに本誌を買ってしまうほどハマった作品でした。

終盤、残酷な描写が増えていたので、
どんな悲惨な結末になるのかと危惧していましたが、
杞憂だったといわんばかりの読後感のよい最終回だったので大満足です。

「終わりよければすべてよし」という言葉もありますし、
何事も締めくくりというのは重要なことだと思います。

『身内が亡くなる前の備えと後の手続きがすぐにわかる本』(スタンダーズ)では、
人生の締めくくり方を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

ちなみに、『鬼滅の刃』で僕の推しキャラは冨岡義勇、推しカプはおばみつです。