昔のマナーは現代の非常識?
こんにちは。
木曜日の雪予報に絶望している花塚です。
もう雪降ってワクワクするのは年に1回までなので、今年はもう、大丈夫です、お天道様ァ……。
厳しい寒さが続いていますが、
1月に『大切な人を亡くしたときに必要な手続き 2022年版』(晋遊舎)が発売されました。
もしみなさんの身近で大切な人が亡くなったとき、どんな手続きをすればよいでしょうか。
……と、突然いわれても迷ってしまいますよね。
ましてや大切な人が亡くなっている状況できっと混乱もしていることでしょう。
ただ、必要となる手続きは本当に、本当に、たくさんあるんです。本書ではそんなときに必要となることや、手続きの流れを解説しています。
本書は毎年改訂を重ねていて、今回は四度目の改訂です。
それだけ大切なことなのだと、毎年思います。
そのうち私は三度の制作に参加していますが、今年の制作ではコロナウイルスによって変化したお葬式などについてもお話を伺いました。
昔、テレビで「通夜振る舞いは故人との最後の食事をともにするという意味で、参列者は食べるのがマナー」と見聞きしたことがあります。
ですが、今はコロナウイルスの影響で通夜振る舞いがないことのほうが多いのだとか。情勢によってマナーが非常識とされることがあるなんて……。いつの時代も情報のアップデートは大切だなと身に染みて感じました。
そして何より、故人との食事の機会がなくなってしまうこともさみしいですよね。いつお別れがあるかはわからない。情勢によって十分なお別れの儀式ができないかもしれない。そう考えると、大切な人をより大切にし、悔いのないお別れができるよう準備をしておかなければならないな、と思いました。
ぜひ本書をきっかけに、大切な人とのお別れを考えていただけたらうれしいです。