ふわふわ気分の初仕事
こんにちは、関根です。
先日、私が編集に携わった『東京カフェ時間』が発売となりました。
東京近郊のすてきなカフェを紹介するムック本で、
ページをめくると彩りゆたかなカフェメニューが並びます。
おいしそうなお料理が盛りだくさんで
見ているだけでお腹が空いてしまいそうです…!
私は普段、図解本やビジネス書を担当することが多いので
写真を多く掲載する書籍を担当するのはこれがはじめてでした。
というわけで、カメラマンさんとお仕事をするのもはじめてです。
初陣は5月某日、15時30分からの取材だったのですが
その日の午前中は緊張で頭が真っ白。
前日に先輩から「原稿に何を書くのか考えながら、お店のなかを見て回るといいよ!」
「わからないことがあったらすぐにカメラマンさんに相談するように」など
いろいろなアドバイスをしていただいたのですが、
それすら頭から抜け落ちてしまいそうなくらいでした。
15時15分。カメラマンさんと駅で待ち合わせをして、いざお店へ。
取材が始まると、撮影するお料理のセッティングやお店の方へのインタビュー、撮影データの確認など
やるべきことがたくさんです。
さきほどまでの緊張はどこへやら、てんやわんやしているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。
そして、取材後は撮影に使用したお料理をいただきます(これも大事な仕事です!)。
ふわふわの食感と、甘くてやさしい卵の香り…!
とてもおいしくて、この魅力が伝わる記事を書かなければ! と俄然やる気が湧きました。
その後は会社に戻って原稿作成を進めたり、
翌日夕方にはカメラマンさんから画像データが届いたため、
どれを誌面に掲載するかを検討したり。
これまでにない仕事だったのでたいへんなこともありましたが
新鮮で、とても勉強になりました。
つい先日、退勤前にメールチェックをしていると
取材に伺ったお店の方から連絡が。
「すばらしい記事になっていて、友人に宣伝しました」という
編集者冥利に尽きるお言葉をいただけて、
幸せ気分でパソコンの電源を落としたのでした。