スケジューリングが肝心です
編集者日記なのに仕事中の話を書かなすぎ、と上司に指摘されてしまいました……出口です。
今日の日記も絵画やアイドルについて書いたら、またご指導いただくことになってしまうので、仕事について語るなんてできない! と思いながらも仕事の話をします。
私生活で定期的にお会いする方がいるのですが、その方に会うたびに「最近はどうですか? 忙しいですか?」と聞かれます。
そのたびに私は「忙しくないですよ」と答えるのですが、残業もほどほどにするし、毎日やることはあるのに、なぜ「忙しくない」と答えるのか考えてみました。
それは「忙しい」と感じていないからです(考えるまでもなく答えは出ました)。
編集の仕事をしている時間は、高校生のころのテスト前の時間と似ている気がします。
高校生のとき、3日間で8科目程度のテストが課されていましたよね。8科目をテスト当日までにいかにバランスよく、そして点数を取れるように勉強するかを考えながらスケジュールを組み、組んだスケジュールが破たんしないように、ほどほどに徹夜して帳尻を合わせたりしながら、テスト前という時間を過ごしていました。
そして、その時間は特段「忙しくはない」ものでした。
この仕事も、入稿日までの著者やデザイナー、取材対象の方などの都合を考慮し、スケジュールを立てて作業を進めていきます。
どこかでスケジュールどおりに進まなかったら、ある程度は残業して帳尻を合わせ(残業はあまりしたくないので長い時間はやりませんが)、誌面を完成させていく――。
この状況は、ただ目の前にやるべきことがあるだけなので、「忙しくはない」んです(残業はスケジューリングをミスした私の責任ですし)。
なので、「忙しいですか?」と聞かれたら「忙しくない」と答えています。
今日も「忙しくはない」ですが、やるべきことがたくさんあるので、まだまだがんばります。