私は本田翼なんだよね~
今日は、月に1度のオフィスカジュアルで出社しています。Hです。
弊社は私服通勤OKなので、普段はTシャツにスニーカーというラフな格好で出社しているのですが、今日は取材があり社外の方と会う予定があったため、慣れないヒールを履きました。
最近、就活生が弊社の説明会を聞きに来てくれる機会があるのですが、同じ編集者になりたい人がいると思うと嬉しいです。
ただ、「編集者」という職業は、なかなか理解されてないのかな? と過去に感じたことがありました。
就職したてのころ、高校や大学時代の友達と仕事の話になったときに「本つくる編集者やってるよ」というと、大半の人に「あぁ~! 校閲ガールやってんのね!」と返され、そのたびに「いやいや、私は石原さとみじゃなくて、本田翼なんだよね~……!」と答えていました。
『校閲ガール』とは、石原さとみさん演じる「校閲者」が主人公のテレビドラマです。そのなかで、本田翼さんはファッション雑誌の「編集者」として出演していました(決して容姿についていっているのではありません)。
校閲者とは、簡単にいうと文章や原稿の誤りを調べる人のことです。
ドラマのなかの石原さとみさんも、辞書を片手にこの単語は適切かどうかや、事実関係が間違っていないかといったことを調べていましたよね。
一方で、編集者の仕事はオペレーターに近いのかな、と感じます。野球でいえば監督、オーケストラでいえば指揮者の感覚です。
たとえば、デザイナーの方に「“この”誌面をつくってください」とお願いし、専門家の方に「“この”内容でお話聞かせてください」とお願いしたり……。そのほかにも、たくさんの人の力を借りてひとつの本にまとめています。
ただ、「“この”」が重要だと感じていて……というお話をしようと思いましたが、作業が遅れそうなので次回にします!(笑)