2022/02/21 Mon.
節税意識が会社のムダ遣いを増やす?
こんにちは。
毎朝、寒すぎて布団から起き上がるのがつらい榎元です。
寒さに弱いので、はやく春になって快適な朝を迎えたいです……。
さて、弊社で編集・制作を行った
安藤祐貴著『小さな会社のムダをなくしてお金を残す!』(自由国民社)が
2021年12月に発刊されました。
この本は、気づかないうちに発生している会社のムダなコストを削り、
お金を手元に残す方法について、税理士の安藤先生が解説する本です。
著者であり税理士の安藤先生によると、
ムダ遣いが起こりやすいタイミングは主に
「売上が増加したとき」
「節税意識が芽生えたとき」
「肌感覚で数字の把握ができなくなったとき」の3つあるようです。
節税意識が芽生えたときにムダ遣いに走る、というのは少し意外ですよね。
しかし、「経費を増やしてたくさん控除を受けよう」と考えてしまうと
不必要な支出が増えていき、手元に残るお金が減ってしまいます。
たしかに一時的には節税効果があるかもしれませんが、
結果的には手元のお金を減らすことになってしまいます。
編集作業を行いながら、
「目先の効果ばかりを考えているとマイナスの影響が出てしまうことがあるんだ……」
と勉強になりました。
もともと経理の知識に自信がなかった僕でも、
安藤先生のわかりやすい解説のおかげでスムーズに作業を行えました。
本書では、ほかにもたくさんのムダを削る手法を解説しているので、
ぜひ読んでみてください。