脳トレの問題をつくるために脳トレをした日
こんにちは、突然の暑さに動揺を隠せない関根です。
会社がある千代田区の本日の最高気温は33℃だそうで、
温度計を見て気が遠くなっています。
夏が始まる気配がしますね(梅雨明けもまだでは……)。
さて、今回は
『1日5分100文字! 脳がどんどん若返る名作古典なぞりがき』という本を制作した
ある日の業務をご紹介します。
茂木健一郎さんが考えた「名文をなぞる」という脳トレで
脳を元気にしよう! という本なのですが、
名文をなぞって「書く」だけでなく、
点と点をつないで名画を「描く」や、鏡文字をなぞって「書く」
などのコーナーも盛り込まれています。
そのなかで、私は「埋める」の一部を担当しました。
なぞりがきとは少し趣向を変えて、簡易的なクロスワードパズルのようなものです。
↓こんなかんじ
お題「地名」
□ り □
が い
の
お題に沿った単語を複数個並べて
重複する文字があれば、それを□(読者の方が「埋める」箇所)にする……。
文字にすると簡単そうに思えます。
でも、これが意外と難しい!
①お題に沿っていて、②長すぎず短すぎず、かつ③簡単すぎないがマニアックでない言葉
を探すことにも苦労しましたが、
なにより、どの程度「□」(読者の方が「埋める」箇所)を入れるのが適切なのかがわからず。
参考にしなさいと上司が買ってきてくれたクロスワードパズルの本を実際に解いて
難易度の感覚を学び、□の数を設定しました。
なんてことをしていたら、1ページ分の問題をつくるのに2時間かかってしまい……。
1時間あれば終わるかな、と思っていたのですが、甘かったです。
でもよい脳トレになりました。
次の機会にはもっと効率よく、そしてよりよい問題をつくりたいので、
日々クロスワードパズルを解いて勉強しておこうと思います。