2022/08/05 Fri.
将来のお金のプランを考えた1日
こんにちは、榎元です。
今日は、今年の3月に発刊された『定年前後のお金と暮らしお得技ベストセレクション 2022最新版』(晋遊舎)の制作に密着(?)します。
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10:00~ 投資本のゲラ確認
1日の始まりは『定年前後』の作業ではなく、同時進行で制作していた『株取引の要点 買いのタイミングはココだ』(技術評論社)のゲラチェックから。
ラフ通りにゲラができているかを見ていきます。
紙面に使用した過去の株価チャートを眺め、「このタイミングで買った人は儲かっただろうなあ……」「あっ……自分もここで買っておけばよかったのにな……」などと考えていました。
11:00~ 『定年前後』のゲラ確認
前日デザイナーに渡していた『定年前後』のゲラも上がったので、さっそく確認していきます。
お得さをアピールするキャッチや見出しが必要なのですが、ゲラを見てから「こういう言葉のほうがよかったな……」と反省することも。
12:00~ 『定年前後』章ごとの特集ページ作成
各章の冒頭に掲載する、特集ページを作成していきます。
特集では、最新の法改正や、読者が特に気になるトピックを重点的に取り上げます。
たとえば、資産運用や保険、生活資金のお得ワザを扱う6章では、「iDeCo(イデコ)」や「NISA(ニーサ)」を使った老後の資金ワザについて特集しました。
「早期退職して退職金を運用した場合」「50歳からiDeCoに加入した場合」「60歳からiDeCoに加入した場合」……など計5タイプに分けて、退職金の運用や取り崩しについてシミュレーション。
上司へ相談しながら「月にいくらの生活費を得られるか」を計算したところ、月額約12万円のケースがあったり、月額約21万円のケースもあったり、お金の使い方によって大きな差が生まれました。
もちろん、人によって貯蓄額や運用額が異なるので必ずこの結果になるとはいえませんが、自分自身、将来に役立てられそうな内容だなと感じました。
18:00~ 『定年前後』の素材確認
作成した記事の素材に不備がないか確認していきます。
さらに、アルバイトの方にトビラの素材作成を手伝ってもらったためこちらも確認。
トビラとは、章の最初に挟む導入のページのことです。その章で解説されるトピックを並べたり、監修いただく方のプロフィールを掲載したりします。
素材のチェックが終われば、デザイナーに渡して組版してもらいます。
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1日のほとんどを特集ページの作成に費やしました。
作業しながら、「将来、僕はいくら貯金があって、いくら資産を運用していて、老後の資金はいくら残っているのだろうか……」と不安になったりも。
思い返せば、東京に来たばかりのときはお金がなくて毎日アルバイトしていた気が……。
これからはお金に困らないように生きていこうと決めた日でした。