60歳になったとき、私は何を思えるのか
こんにちは、出口です。
毎日何を着ればよいのかわからず、いつも適切な服装ができずにいます。
先日花塚に「いつからコートは着ていいのか?」と聞いたところ、
「コートはいつでも着ていいんだよ。夏にだって着ていい」と言われました。
そういえば、夏に「サンダルはいつまで履いていいのか?」と聞いたときには、
「サンダルはいつまでも履いていいんだよ。冬にだって履いていい」と言われました。
かく言う花塚は夏にコートを着ないし、冬にサンダルは履きません。適切なアドバイスがほしいです。
最近ZIELでは、新しい連載が3つも始まりました。
花塚が担当する映画紹介企画「気になるシーンをコマ送り スクリーンZIE」と、
私が担当する展覧会情報紹介企画「ZIEL museum~ZIELと過ごすアートな世界~」、
60年以上生きた女性に人生の話を聞く「60年、酸いも甘いも讃えたい」の3本です。
「60年、酸いも甘いも讃えたい」では、著名人だけでなく一般の方のお話も伺い、記事にしています。
連載1回目のお話を伺ったのは、千葉県にお住いの鈴木とみ子さん。
37年間ものあいだ、自宅の1階で居酒屋を営まれていた方です。
くすっと笑えるエピソードや、ハッとさせられる言葉など、さまざまなお話を伺いました。
長い年月を生きてきた方にはその方独自の思想があって、それは何物にも代えがたいほど貴いものなのだと、当たり前のことですが、改めて気づかされた取材となりました。
私も60歳を迎えたときに、過去の酸いも甘いも受け入れ、鈴木さんのような笑顔で前を向いて生きていけるのか……。
不安もありますが、そう生きていけるように毎日を大切にしようと思える記事になりました。ぜひ読んでみてください。