編集者のきまぐれ日記 - ループスプロダクション

編集者のきまぐれ日記

― 出版業界で働く人の本音満載 ―

当社で働く編集者たちが、本づくりで感じたことや社内の出来事、
はたまた日ごろ思うところを気ままに綴ります。

2020/04/24 Fri.

おうち時間で試される質問力

こんにちは、佐藤です。
本日、11日ぶりに出社しました。

外出自粛によって自宅にいる時間が増えたことから、
自宅でどう過ごすか、いわゆる「おうち時間」の過ごし方が話題になっています。
その影響もあり、芸能人が自宅からSNSなどで配信する機会も増えました。
あるアイドルが配信でホットケーキをつくっただけで
「ホットケーキ」がトレンド入りするなど、
それを見るのもおうち時間のひとつの使い方になっています。

僕も芸能人の配信を見て、おうち時間を過ごすひとりです。
推しメンである、元・アイドル(STU48)で現・女優の土路生優里さんは
インスタライブで配信をしています。
インスタライブの機能に「Q&A機能」があります。
専用フォームから質問を送り、配信者がそこから選んで回答するというものです。

このQ&A機能で何を質問するか。これがなかなか難しいのです。
アイドル時代であれば、大小さまざまなイベントが絶えずあったので話題に困ることはありませんでした。
しかし、女優となった今は1~3月の連続ドラマに出て以降、
コロナウイルスの影響もあり、次の仕事の予定がなかなかわかりません。

そうなるとプライベートな話題になるのですが、
握手会とは違って質問がほかの人にも見られるわけですから、
公にできない話やマニアックな話はしにくくなります。

つまり、いかに当たり障りなく、かつおもしろい質問ができるかを試されているのです。
おかげで、どんな質問をするかを日々考えるようになりました。

編集者の仕事上、取材に行く機会が多いので「質問力」は重要です。

僕が初めて取材に参加した本が、
『身内が亡くなる前の備えと後の手続きがすぐにわかる本』(スタンダーズ)。

先輩に同行したので、僕がメインで取材を進めたわけではありませんが、
用意していた質問以外に、どんな質問を挟むか苦戦したのを覚えています。

今後、ひとりで取材を任されたときのため、
その場にあった、目的に沿った適切な質問ができるよう
「質問力」を鍛えたいと思います。