編集者のきまぐれ日記 - ループスプロダクション

編集者のきまぐれ日記

― 出版業界で働く人の本音満載 ―

当社で働く編集者たちが、本づくりで感じたことや社内の出来事、
はたまた日ごろ思うところを気ままに綴ります。

2021/05/24 Mon.

漫画はお好きですか?

こんばんは、佐藤です。

みなさんは普段どれくらい漫画を読んでいますか?

波はありますが、僕は月に20冊ほど読んでいます。
少年漫画だったら『スラムダンク』(集英社)や『H2』(小学館)、
少女漫画だったら『会長はメイド様!』(白泉社)や
『虹色デイズ』(集英社)はお気に入りで何度も読み返しました。

先月は講談社でキャンペーンがあったこともあり、
『進撃の巨人』『五等分の花嫁』『可愛いだけじゃない式守さん』(いずれも講談社)など
書店で30冊ほどまとめ買いしてしまいました。

アニメの続きが気になるからという理由で単行本を買うこともありますが、
見開きの一枚絵や音がないからこそできる漫画ならではの表現もあり、
やはり、漫画もアニメに負けない日本のすばらしい文化です。

そんな漫画好きの僕ですが、
先日、はじめて漫画の案件を担当しました。
それが、明後日26日発刊の『マンガでわかる バフェットの投資術』(スタンダーズ)です。

投資の神様とも呼ばれる、
世界で最も成功した投資家・ウォーレン・バフェット。

幼いころからその片鱗を見せていたバフェットの半生を漫画で振り返り、
さらに各年代におけるバフェットの投資術を紹介しています。

本書の編集にあたり苦労したのは、
漫画独特の表現です。
フキダシに入れる三点リーダーや句読点などは
普通の書籍とは違う使い方になるため、
ほかの漫画ではどのように使われているか、
いろいろな漫画を確認しました。

仕事中に、購読している電子版の『週刊少年ジャンプ』(集英社)を読むこともあり、
なんとも不思議な時間でした(笑)。

普段からたくさん読んでいるつもりでも、
やはり、読むのと作るのは違うものですね。

伝記としても、投資本としても、
おもしろく読める1冊です。
ぜひ読んでみてください。